越谷市消防本部(大野實消防長)は7日、心臓が停止した急病人をAED(自動体外式除細動器)や心肺蘇生法で救命した春日部市の会社員、山本悦之さん(29)と越谷市の警備員、佐藤靖さん(43)の2人に対し、感謝状を贈った。 同本部によると、昨年12月7日、同市立中央市民会館であった親睦(しんぼく)団体の忘年会で、男性(58)が昼食後の体操中に心筋梗塞(こうそく)で倒れ、心肺停止になった。会に出席していた山本さんが会館備え付けのAEDを男性に装着、放電した。さらに、館内をパトロール中の佐藤さんも駆けつけ、胸部圧迫を繰り返し、男性は救急車の到着前に意識を回復し、一命を取り留めた。 山本さんは、元県警高速道路交通警察隊員。心臓病のため06年12月に不整脈時に作動する除細動器の埋め込み手術を受け、07年2月に退職した。当日、山本さんは、市民会館の忘年会場の3階からAEDのある1階まで駆け下り、AEDを抱えて再び階段を駆け上り、救護に当たった。 山本さんは、「助けたい一心で自分の心臓の状態を忘れ、階段を上り下りした。警察官の時にAEDの講習を受けたのが役立ち、良かった」と述べた。また、佐藤さんは「心肺蘇生法を実際にやったのは初めて。多くの人に救命法を学んでほしい」と、話していた。【飯嶋英好】 http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090108ddlk11040299000c.html
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