| 小城市の児童福祉施設職員、長尾淳さん(46)が代表を務めるボランティア団体「佐賀レスキューサポート・バイクネットワーク」(佐賀RB、約20人)は、自動体外式除細動器(AED)の使用法などの講習会を月1回のペースで開いている。仕事を持っている人が受けやすいよう平日の夜か土日に実施。2回目からの受講料は不要にしており、「繰り返し参加しやすい」と好評だ。(大脇知子) 「機械が音声で教えてくれるから、誰でも簡単に使えます」と話す長尾さんはモトクロス競技選手だった20歳の時、ロードレースに出場して転倒。心肺停止に陥ったが、除細動器で命を救われた。 AEDは2004年から一般の使用が解禁になり、行政による講習会も開かれている。しかし、「平日の昼間で受けにくい」「参加者が多く、1人あたりの技術習得時間が短い」といった感想を長尾さんは知人から聞いた。AEDの有効性を身をもって知っているだけに、「市民レベルで丁寧に学べる場を」と思い立った。 講習は昨年7月開始。佐賀大医学部の瀧健治教授(60)(救急医学)をアドバイザーに、人工呼吸と心臓マッサージ、AEDの使い方など救助法全般を学ぶ。 AEDは人形を相手に参加者全員が必ず体験。「(倒れている人が)水にぬれていたら?」「ネックレスをしていても大丈夫?」などの質問も出る。「きちんと水分を拭き取ってから電極を当てる」「金属はなるべく体から外す」――。瀧教授や訓練を積んだ佐賀RB会員が丁寧に答えている。 講習時間も約3時間と長い。「救命技術がしっかり身につきそう」と参加者は話す。瀧教授は「民間の継続した講習会は珍しい。こうした動きが広まれば、街中で隣り合った誰もがAEDを使えるようになる」と期待する。 参加した佐賀市鍋島町八戸溝、県職員副島孝文さん(52)は「回数を重ねるごとに体が動くようになるのでは」と、今後も受講を続ける予定という。 初回講習料は一般1000円、大学生以下500円。問い合わせは佐賀RB(090・2510・3317)へ。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080520-OYT8T00133.htm もご覧ください。 NHK週刊こどもニュース 5月24日(土)午後6時10分から <なるほど!うなずキッズ> スポーツ中の危険にご用心 http://www.nhk.or.jp/kdns/ 心臓しんとう予防の胸部保護パッドの事も紹介されます。
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