笠岡市笠岡、笠神社の秋季例大祭のさなか、心肺停止状態で倒れた男性が祭りに参加していた笠岡消防職員13人の応急処置で一命を取り留め、2日、笠岡消防本部(中塚克己消防長)へお礼に訪れた。 男性は元JR貨物職員池田正晴さん(63)。池田さんは、三つの神輿(み・こし)が境内を練り歩く「総かつぎ」が営まれた10月11日午後9時ごろ、境内を1周後に心肺停止状態で倒れた。
幸い、祭りには計13人の消防職員が非番で参加。笠岡消防署の森山祐武(ひろ・たけ)司令補(48)=救急救命士=の指揮で心臓マッサージや人工呼吸を続け、3回目の自動体外式除細動器(AED)で池田さんの心拍をよみがえらせた。倉敷中央病院に入院した池田さんは2日後に意識を取り戻し、10月30日に後遺症もなく退院したという。
妻重美さん(64)と一緒に笠岡消防署を訪れた池田さんは「初期の手当てを、あきらめずに辛抱強くやっていただいた」と感謝。時折ハンカチで目頭を押さえながらの謝辞に、中塚消防長らは「隊員に自信がついた」と、回復を喜んでいた。(深坂勝彦) http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000911040003
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