奥州市、北上市の若者4人は13日、奥州金ケ崎行政事務組合消防本部(千葉繁消防長)から人命救助の消防業務一般協力者表彰を受けた。バスケットボール競技中に心肺停止状態になった男性(18)に対し自動体外式除細動器(AED)を適切に使用。迅速に連携した応急処置で男性は一命を取り留めた。4人は「今後もいざというときに、適切な行動が取れるよう備えたい」と頼もしい。 表彰されたのは北上市の門田善也さん(24)、奥州市江刺区の小沢拓也さん(32)、同市胆沢区の村上浩一さん(24)、同市江刺区の菊池理恵さん(22)の4人。表彰式は奥州市水沢区大鐘町の消防本部で行われ、都合で欠席した村上さん以外の3人が出席した。
4人はバスケットボール仲間。6月17日午後8時10分ごろ、同市水沢区の公民館体育館で競技中、男性が突然倒れた。介護士として職場の老人ホームで同様の救命経験があった門田さんは、駆け寄って心肺停止状態を確認。119番通報とAED使用を指示した。 村上さんが通報し、小沢さんが体育館入り口からAEDを運んだ。小沢さんがAEDの音声に従い電気ショックボタンを押し、門田さんと菊池さんが交代で胸骨圧迫を続けると、男性の呼吸が再開した。その後到着した救急隊に経過説明。男性は現在検査入院中で順調に回復している。 門田さんは「偶然居合わせたが、経験が役に立った」、小沢さんは「初めての体験。積極的に動く必要を実感した」、菊池さんは「驚き、怖かったが力を合わせた。今後に生かしたい」と振り返る。 千葉消防長は「迅速かつ的確な連携プレーで尊い人命が救われた。若者の勇気ある行為」とたたえ、「AEDは設置数も増えているが、今回のように、緊急時の積極的な活用を期待したい」とする。 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090714_14
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