徳島青年会議所(JC)は徳島商業高校(徳島市城東町1)と連携し、カンボジアから輸入した縫製品を8月末に開くパラソルショップで販売する。商品のデザインは徳商生が手掛け、収益金で自動体外式除細動器(AED)を購入し、カンボジアに寄贈する計画。途上国の製品を適正価格で輸入し、貧しい人々を支援するフェアトレードを実践しながら、徳島商生に「もうけ第一主義ではない経済活動」を体験してもらう。 パラソルショップは8月30日、徳島市内の新町川ボードウオークで開催する。それまでに生徒がTシャツや布製バッグなどの商品のデザインを練り、カンボジアの縫製工場に生産を発注。フェアトレードの概念に基づく適正価格で輸入して販売する。7月上旬には生徒の代表2人とJC会員約30人がカンボジアを視察する予定。 カンボジアでは縫製品が全輸出品の8割を占めるが、欧米などへ不当に低価格で輸出されているのが現状。さらに医療機器も不足しており、AED設置を望む医療関係者の声は強いという。 JCでは2月に7人の会員がカンボジアを訪問。現地の貧困や劣悪な医療環境を実感した会員の中川和也さん(36)=美馬市脇町=が、その体験を3月に徳島商で講演した。生徒から「カンボジアの役に立ちたい」などの反響があったことから、JCは今回の事業を計画。4月に学校に働き掛け、JCと高校との初の連携事業が実現することになった。 3日には中川さんらJCの会員約20人が徳島商に出向き、商品のデザインを手掛ける生徒約40人に事業計画やフェアトレードについて説明した。今後、カンボジアとの取引などについて協議を重ねることにしている。 http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/06/2009_12440793245.html
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