京都市上京区の区民会議中に意識不明で倒れた男性を、居合わせた西陣学区自主防災会と消防団員の3人が連携して助けた。3日前に講習を受けたAED(自動体外式除細動器)を使うなど日ごろの訓練で得た技術を生かし、男性は一命を取り留めた。上京消防署と上京消防分団は順次、3人に感謝状を贈る。 ■普段から講習 訓練生きる 3人は、西陣学区自主防災会長の藤林宏さん(57)=古美濃部町=と、消防団員の八木正紀さん(67)=東石屋町、和多田博之さん(39)=紋屋町。 今月18日、上京区の旧西陣小であった会議中に西陣学区自主防災会副会長の北村忠男さん(65)が突然意識を失い、心肺停止状態になった。 異変に気づいた藤林さんは八木さんと和多田さんらとともに救急車の要請や心肺蘇生(そせい)術を実施した。和多田さんは約80メートル離れた消防分団の倉庫にあったAEDを取りに行き、藤林さんらが作動させた結果、北村さんは脈と呼吸を取り戻した。藤林さんらは普段から救命講習に参加し、15日にAEDの講習を受けたばかりだった。 北村さんは「救急車が来るまでの適切な対処のおかげで、脳に障害も残らずにすんだ」と感謝している。 藤林さんは27日、上京消防署で感謝状を受け取った。「(AEDの電気ショックを与える)スイッチを押す時は一瞬ちゅうちょした。練習の回数を重ねていたから冷静に対処できた」と日ごろの訓練の大切さを語った。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022800080&genre=O1&area=K1B
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