日野原重明
私は、「新老人の会」を展開する中で、75歳以上の老人(シニア会員)により示されている新しい生き方をモデルとして交わりを持ち、将来の自分の成長に努力しようとする74歳以下の会員を分類して、20歳以上59歳までをサポート会員とし、60〜74歳までをジュニア会員としたのであった。 2009年2月末の全会員数は7872人に上り、サポート会員は全体の12%、ジュニア会員は35%となり、この会の発足5年までに比べて、年齢分布はずっと若返ったのである。 私は09年9月、つまり発足9年後までには全会員は1万人に達すると予想しているが、加速度のついたこの集団は10年の秋、すなわち発足満10年には、2万人に倍増させたいと願っている。 85歳以上の高齢会員の中には死亡したり、体が不自由になって外出できないために退会する方が少なくないのは止むを得ないが、この数を頭に入れても、会員1人が2人の新会員獲得に努力すれば、発足満10周年には2万人の会員、そしてその調子で行けば、11周年には4万人の会員を獲得することは、不可能ではないと信じている。 そして、発足11年目には会員は自立した新老人として、この会の中だけでなく社会のために有益なボランティアの仕事をしていることが実証されるものと思う。 これらの会員が小学生の授業に参与すれば、小学生の命の授業の内容にも格段の進歩がもたらされ、子どもたちを通して、世界平和の道が広がるであろう。そして、子どもの正しい生き方が世界において実証できると思う。 これらの力を借りれば、憲法9条改正案が国会で成立しても、求められる国民投票の時に、新老人の会員が全面的に憲法改正に反対すれば、憲法9条は守られるものと信じる。(聖路加国際病院理事長) http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/roujin/20090303-OYT8T00586.htm
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