盛岡市は2009年度、市立小学校と幼稚園の計34カ所に自動体外式除細動器(AED)を新たに設置する。設置済みの施設に隣接する小学校、幼稚園を除き、市立の教育施設を網羅した配備が完了する。学校は地域住民らにも開放しており、万が一への備えが進む。 AEDを新たに設置するのは小学校33校と幼稚園1施設。市は09年度の一般会計当初予算案に購入費約1100万円を計上、市議会3月定例会に提案する。 これまで24の全市立中学校には設置済み。08年度末までに、小学校10校でも設置が完了する。寄付された物があるほか、市が配備を進めていた。 繋、土淵、外山の3小学校と太田、米内、つなぎの3幼稚園は、設置済みの小学校または中学校と隣接するため新たに設置しないが、この6カ所を除く市立小中学校、幼稚園の全68カ所で配備が完了する。 AEDは、心肺停止した人に電気ショックを与えて救命する装置。児童生徒や教職員らの万が一に備える。学校の体育館、校庭などは地域住民らに開放することも多く、必要性は高い。 新たに配備される仙北小の熊谷雅英校長は「とてもありがたい。学校開放しているスポーツ団体などにも周知を進め、AEDの使い方を説明したい」と見据える。 市教委の宇夫方正人教育部長は「学校は多くの市民も利用する。万が一を考えて、なるべく分かりやすい場所に置くようにしたい」と話す。 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090215_12
|