「自主的でランダムなパトロールこそ有効」。平成16年、犯罪増加の危機感を持つ住民の声を背景に、30〜40歳代を中心とした地元の顔見知りが集まって結成した。メンバーの大半に仕事があるため定期パトロールや総会で時間を拘束しない。 「地域守りたい」顔見知りが団結
「当初、『定期的なパトロールもせず、いいかげんなグループでは』との声もありました」。だが、新しいスタイルが理解されるまでに時間はかからなかった。 隊のモットーは「できる人が、できるときに、できることを、できる所で」。意思疎通などはメールが中心となる。「今の態勢で活動できるのは顔見知りだから」とメンバーは増やさない方針だ。 都内全域から地域防犯活動などに参加する約70人が集まった「東京都安全・安心まちづくりアカデミー」の第1期を受講。地域安全マップ作製指導員の資格を得た。 都内60校以上の小学校でマップ作製を巡回指導。「子供たちが犯罪被害防止能力の物差しを持てるように心がけた。やりがいがあり、達成感があった」と、笑顔をみせる。 “地域を守りたい”という防犯から始まった活動は「防災、救命救急の目を持つことも必要」と広がりをみせる。「最も力を入れているのは救急救命応急手当ての普及と犯罪被害者の支援」という。 18年、東京消防庁が主催したシンポジウムに唯一の民間人パネリストとして参加し、AED(自動体外式除細動器)を覚えてほしいと、頭文字をあしらい、「(A)愛は(E)永遠に(D)伝達する」と赤面しながらPRした。 今月、自主パトロール隊の活動は6年目を迎える。「ボランティアが広まることも大切ですが、“奉仕”という言葉も残していきたい」(工藤正徳) http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090205/tky0902050938000-n1.htm
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