| 【壬生】「早く病院に行こう」とのタイトルを掲げ、心筋梗塞や脳梗塞をテーマにした公開講座が二十五日、獨協医大で開かれた。自覚症状が出ても「様子をみよう」などと受診が遅れるケースが多くわずかな時間差が生死を分けることもあるとされるだけに、講師の医師らは「すぐ救急車で医療機関へ」と訴えた。また、大人よりもデリケートな乳児の心肺蘇生法などの実技指導も行われた。 講座は、脳卒中など循環器系疾患で死亡する県民の割合が高水準で推移する中、同医大心血管・肺内科と厚生労働省の研究班が共催。市民や医療関係者約百四十人が参加した。 脳卒中について、自治医大の加藤正哉准教授が「マヒなどが体の片側にだけに出ることが特徴」とし「手足のしびれはあっても本人が痛みを感じていないケースも多く周囲に救急車を呼んでもらえないこともある」と受診が遅れる一因を指摘。 また講師の医師や看護師らが、脳卒中と対処法が共通する部分のある心筋梗塞、ボールが胸に当たるなどして起こる心臓震とう、食べ方を誤ると窒息の恐れがあるこんにゃくゼリー、乳児の異物誤飲についても具体的に説明した。 講演だけでなく、石橋地区消防組合などの協力を得て、実技指導を盛り込んだことが講座の特徴だ。 参加者は、電気ショックで心臓の正常な動きを戻す自動体外式除細動器(AED)の使い方など一般的な心肺蘇生法のほか、乳児の場合指二本だけでする心臓マッサージの指導を受けた。 乳児の誤飲の対処では、背中をたたく時に片腕の上に腹ばいにさせ上半身が低くなるように手であごを固定する方法を、ダミー人形で体験していた。 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090125/102925
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