| 和歌山市の県立星林高校で17日、犯罪被害者の遺族の話を聴く「命の授業」があった。1年生約320人が参加。99年、集団暴行で次男の圭司さん(当時18歳)を亡くした、NPO法人おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ理事の市原千代子さんが、死亡直後の圭司さんに触れて感じた温かさを通じ、命の大切さを説いた。 連絡を受けて駆けつけた病院で、圭司さんの耳は黒く腫れ、靴で踏まれた跡などで顔が傷だらけだった。「おかしいね。こんなに温かいのに」。動かなくなった息子に残ったぬくもりに、ただ涙を流したという。 市原さんは生徒らに「自分の両手を合わせて、握ってみてほしい」と語りかけた。「温かく、動いていることが生きていること。その手がなくなってしまうことが死ぬということ。皆さんの温かい手は未来へつながっていく手。与えられた命を生きてほしい」と訴えた。 http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20081218ddlk30040426000c.html
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