第24回2008名古屋シティマラソン(市、市教育委員会、中日新聞社など主催)が24日、瑞穂区の瑞穂公園陸上競技場を主会場に、ハーフマラソン、10キロ、4キロの各種目で行われた。小学1年生から83歳までの1万6206人が出場。友人や家族連れで仮装したり、車いすで走ったりと、思い思いに名古屋を駆け抜けた。◆ランナー2人、一命取り留める ハーフマラソン参加者がゴール直後に倒れ、一時、心肺停止状態となったが、救護ボランティアの活躍で一命を取り留めた。十キロコースに参加した男性もコース途中で倒れたが、観戦していた女性看護師に救われる一幕があった。 ハーフマラソンに参加していた男性(23)は、ゴール直後に意識を失い、ゴール脇のポールを倒しながらうつぶせで倒れ込んだ。救護ボランティアとしてゴール地点で待機していた医師笹井冠奈さん(40)=一宮市=が駆け付け、男性に脈がないことを確認。すぐに心臓マッサージを行い、他のボランティアが自動体外式除細動器(AED)も用意。男性の心拍が戻ったため、そのまま救急隊に引き渡した。 十キロコースでは、男性(45)が市立大学病院(瑞穂区)付近で倒れたが、近くで観戦していた二十代と三十代の女性看護師二人が心肺蘇生(そせい)術を行い、こちらも意識を回復させた。 名古屋シティマラソンは人気が高く、ことしは統計を取って以降では最高の約一万八千人の応募があった。一方で、普段、運動していない人が体調不良や準備不足のまま無理をして走り、体調を崩すケースも目立つ。 今大会では大会事務局が救護ボランティアを公募し、十五歳から七十六歳までの約百二十人が参加。昨年の三倍で、特に事故の多いゴール地点には医師を配置していた。AEDも四十二台を用意していた。 救護ボランティアの指揮をとった「東三河きゅうきゅうくらぶ」の杉浦武治代表(45)は「この大会では毎年一−二件、救急車で運ばれ、過去には死亡例もある。今回は市民の活躍で二人を助けることができ、本当に良かった」と安堵(あんど)の表情。 一方で笹井さんは「寒い時期のマラソンは身体に大きな負担がかかる。日ごろからのトレーニングと健康管理に気をつけて参加してほしい」と注意を呼びかけていた。 http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081125/CK2008112502000039.html
|