| 小児救急医療をテーマにした講演会が19日夜、豊前市総合福祉センターで開かれた。保護者や幼稚園関係者ら約70人が参加し、子供が急病にかかった際の対処法などを学んだ。 豊前市と築上郡内の小児科の専門病院は2か所のみ。内科などと併設している病院の医師を含めても8人程度しかおらず、小児科医は不足している。さらに、行橋、豊前両市の夜間、休日急患センターでの勤務との掛け持ちで多忙を極めている。 その一方で、緊急性がないのに、診療が終わった夜間時間帯でもコンビニ感覚で病院を訪れるケースも少なくない。背景には、核家族化や共働きの世帯が増えたことが考えられるという。 講演会は、こうした状況を踏まえ、保護者らに病気の見極め方、応急処置法、予防法などの知識を身につけてもらい、子育ての不安軽減につなげようと、豊前青年会議所(久冨竜志理事長)が企画。電気ショックを与えて心機能を正常に戻す「自動体外式除細動器」(AED)の使い方の説明も行われた。 講演会では、まえだ小児科医院の前田公史院長(38)が発熱、嘔吐(おうと)、下痢、誤飲などの症状に合わせた対処法を紹介。「発熱した際のけいれんが5分以内で終わるようであれば心配ない」「生後3か月以内に発熱したらすぐ受診して」などと早期受診の必要性がある場合とそうでない場合の基準を分かりやすく説明した。参加者は熱心にメモを取っていた。 子供が発熱した際、休日急患センターに駆け込んだことがあるという2児の母親で上毛町下唐原、須藤由紀子さん(32)は「今後は、慌てないようにじっくり病状を観察しようと思う」と話していた。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20081120-OYT8T00760.htm
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