| 北海道大(札幌市)で6月にあった教授会で、心臓が止まった男性教授を6人の大学教員がAED(自動体外式除細動器)で救命した。一命を取り留めた男性教授は、9月5日に北大病院で行われるAED講習会で生還体験を講演する。 6月19日の経済学部教授会。出席していた吉野悦雄教授(59)は突然意識を失った。約50人いた会場は騒然としたが、准教授1人が吉野さんを床に寝かせて気道を確保。心停止を疑った岡部洋實教授(53)ら2人がAEDがある近くの文学部棟などに走った。別の准教授2人は吉野さんに人工呼吸をした。 吉野さんに心臓マッサージを施しながら、岡部さんと宇田忠司准教授(31)がAEDを実際に操作。電気ショックを複数回施すと心臓が再び鼓動した。吉野さんは救急車で北大病院に搬送、心停止の理由は「特発性心室細動」だとわかった。 札幌北消防署は救命措置は迅速的確だったとして28日に6人(1人は欠席)に感謝状を贈呈。宇田さんは「AEDの操作は初めてだったが、助かってよかった」と話した。贈呈式には今月退院した吉野さんも出席し「AEDのことを知ってほしい」と話した。 講演会は5日午後1時開始で無料。問い合わせは同署(電011・737・2100)へ。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20080831-OYT8T00008.htm
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