| 淡路島3市の公共施設で、AED(自動体外式除細動器)の配備が遅れている。庁舎や大型のスポーツ・文化施設などでは段階的に置かれているが、公民館や小学校にはほとんどない。財政難の各市には1台30万〜25万円の購入費がネックで、配備済みの施設も、ほとんどが民間団体からの寄贈に頼っているのが現状だ。 AEDは、電気ショックで心停止状態に陥った人の機能回復を図る。県内では兵庫国体が開かれた2006年から、公共施設への配備が加速した。 洲本市では庁舎のほか、市文化体育館や市民交流センターなど、大型施設ではほぼ配備を完了。淡路市は、しづかホールや北淡震災記念公園など十数か所、南あわじ市は市健康広場の各施設や温水プールなど15か所に置いている。 だが、各市とも小規模な資料館や公民館では未設置のまま。「合併で施設が増え、一気に配備するのは困難」(淡路市)といった背景もあり、優先順位で後回しになっている。 学校では、運動部員の負傷で必要性が高いなどとの理由で、3市とも中学校には完全配備。県立高校も06年度にすべて設置された。小学校で配備済みは洲本市1校、淡路市6校、南あわじ市はゼロ。幼稚園や保育所にもほとんどない。 小学校などへの配備について、各市は「一度にすべて置くのは無理。計画を立て、少しずつでも増やしたい」としている。 一方、「AEDを使える人がいない」という施設もあり、各市は職員の講習受講を奨励。洲本市は数年後には全職員の半数に修了させる方針だ。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20080827-OYT8T00918.htm
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