| 三郷市彦成の市立彦糸中学校(板橋昇校長、生徒数三百二十五人)でこのほど、二年生全員(三クラス百六人)を対象に、同市消防本部の救急隊員を講師に、AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生(そせい)の実技を学ぶ普通救命講習が行われた。同市教委は、今年中に市立中学校二年生の全員(彦糸中を含め八校三十二クラス千百八人)に同講習を行う。市教委によると、市教委と消防が協力して全中学校で講習を開くのは県内では初。全国でも珍しい試みという。 ◇大丈夫ですか 生徒たちは約十人の十グループに分かれ、救急隊員が二人ずつ講師に付いた。 倒れた人に「大丈夫ですか」と声をかけ、呼吸や心拍の有無をみる。「見て、聞いて、感じて確かめます」と隊員。「誰か助けてくださーい」と叫び、手伝ってくれる人を確保することも大事。 口移しで二回息を吹き込んで、左胸に両手を当てて三十回の胸骨圧迫。両手はまっすぐに伸ばして体重をかける。生徒の額に汗が光る。 ◇6分間 「助けてくれる人がいたら交代する。いなかったら自分でやるしかないよ。はい、がんばってね。よしッ」と、隊員の豊田麻里さん(27)が親指を立てた。 豊田さんは地元の早稲田中を卒業後、「人を救いたい」と千葉の専門学校へ。東海大の高度救命センター(ER)で一年間勤務。昨年春、同消防本部で初の女性消防士として採用された二人のうちの一人。 「私たちの救急車が来るまでの六分間が勝負。若い人たちが救命法を学んでくれた。すごく大きなことです」 ◇助けたい 三時間という長い講習だった。「助けたいという気持ちがあるからがんばれた」と飯田奈菜子さん(14)。「これで、いざという時にもできます」と加藤芳哉君(13)。 消防本部の南部正彦警防課長(51)は「みなさんは今日から救急隊員です。うちに帰ったら一人の隊員がいるのと同じです」と締めくくった。 板橋昇校長(55)は「命の大切さを学びました。今日の三時間、久しぶりに君たちの真剣な顔を見た」。 三郷市消防本部の普通救命講習の修了者は4754人。AEDを使った講習は05年からで、修了者は1213人しかいない。市内の8中学校への同講習は12月の栄中で完了し、修了者は1108人となる。市の世帯数は52819。市は「1世帯に1人の修了者」を目指す。 http://www.saitama-np.co.jp/news06/18/09l.html もご覧ください。 皆さんご参加下さい。 8月10日キッズセーフティ救急教室開催 子どものファーストエイド普及協会ACFI(アクフィ)
YouTubeスライド画像 AED〜スイッチ1つで救える命がある〜 奥華子さん 「変わらないもの」に載せて編集されています。
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