PTA活動中の事故に備え、小中高生の保護者が積み立てている全国の「PTA共済団体」の中で少なくとも43団体が改正保険業法の施行に伴い、総額50億円もの積立金を抱えながら廃業することが読売新聞の調査でわかった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000060-yom-soci 積立金が最も多いのは愛知県の高校生向けPTA共済の11億円。埼玉高校共済(7億8000万円)、北海道高校共済(3億1000万円)などが続き、1億円以上が18団体を数えた。
これらの積立金をどう使うか尋ねた結果、愛知高校共済など14団体が「積立金がなくなるまで見舞金などの給付は続ける」と回答。9団体は「PTAの運営費に充てる」「各校やPTAに返還する」とし、8団体は過去の事故への給付に使うなどとした。残る12団体の積立金計11億9400万円は使途が未定だった。 事故が起きた後での見舞金やPTA運営費に使用するのも大切な事だと思いますが,学校で起きている事故を未然に防ぐための措置としても積立金を使用して頂きたいですね。 PAT共済の中でも富山県では,県立学校59校分のAEDを寄贈されている所もあります。 AEDは100台規模の入札では,10万円を切る金額に成っているので仮に1億円あれば1000台のAEDが配備できるわけです。
地方財政が削減される中で学校現場で働く教職員の皆さんからもAEDを求める現場の声が高まってきています。保護者の方々も次第にAEDという物が何に使われどんな時に必要なのかも理解されつつあります。 財政難でAEDの導入を断念された自治体などに少しでも良いから振り向けて頂きたいですね。 全国では,半数近くの学校に未だAEDが設置されていません。 先生方が児童・生徒の命を救う為に胸骨圧迫を一生懸命実施されてもAEDが無ければ限度があります。 消防署の近くに学校が有ったとしても緊急出動中と重なれば時間が掛かってしまいます。 現場で即座に対応できる体制を整える事によって先生方も安心して授業や部活を進められる事にも繋がります。また,職場の安全管理という面でも教職員の方がAEDを使用して助かったという事例も出ていますし運動会に参加中の方が助かった事例もあります。 このように学校に設置されたAEDは,地域の皆さんの為に貢献されていると思います。 一番有効的な保険的手段が,AEDと心肺蘇生法の組み合わせです。この組み合わせが地域社会に浸透すれば最終的にはお見舞金の減額にも繋がるように思えます。
|