平成20年3月26日
福祉保健局
平成16年以降、一般市民が緊急時に使用できる医療機器としてAED※1の普及が進んでいますが、AEDはその特性から、適正な管理が欠かせない医療機器です。
そこで、東京都では23区内の大規模ビル※2を対象にAEDの保守管理に関するアンケート調査を実施しました。その結果、毎日の動作確認を行っていないなど、必ずしも管理が十分でないことがわかりました。
特に、平成16年頃に設置されたAEDは消耗品類の交換時期を迎え、保守管理が重要となってくることから、東京都では、AEDの製造・販売業者に対する指導や設置者に対する注意喚起を行い、AEDの適正管理を推進していきます。
1 アンケート調査結果のポイント(調査結果概要は別紙のとおり)
- 管理部署や管理者を定めていた施設は86.8%
- 動作確認のための表示(ランプ)を毎日点検していた施設は18.4%
- 電極パッドの使用期限を把握していた施設は87.7%
2 AEDの適正管理の推進に向けて
(1)AEDの製造・販売業者に対し、保守管理に関する情報提供の徹底を指導
(2)設置者に対して、ホームページ、広報誌や講習会等を活用して注意喚起
3 AEDを設置される方へのお願い
AEDを常に使用できる状態にしておくため、担当者を決め、添付文書・取扱説明書に従って、次のことを行ってください。
I 毎日の動作確認
AEDには、セルフテスト機能※3が備わっています。動作確認のための表示(ランプ)の確認を毎日行ってください。
II 消耗品類の管理
消耗品類(電極パッド・バッテリー)は定期的な交換が必要です。交換時期等を把握し、適切な時期に交換を行ってください。なお、AED本体にも耐用期間があることに注意してください。
参考
※1:AEDとは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称で、突然、心臓がけいれん(心室細動)を起こし心肺停止になった場合に、心臓に電気ショックを与え心臓を正常に戻す(除細動する)医療機器である。
※2:今回、調査対象とした大規模ビルとは、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づく特定建築物(事務所、学校、店舗等)のうち、東京都が所管する延べ床面積10,000平方メートルを超えるものである。
※3:セルフテスト機能とは、一定時間毎にバッテリー等の自己点検を行う機能であり、異常があった場合、その旨の表示がされる。
※別紙 大規模ビルにおけるAEDの保守管理に関するアンケート調査結果概要
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2008/03/60i3q600.htm
もご覧ください。