宮城県仙台市でAED設置状況と救命事例が掲載されたニュースがありました。 心肺停止状態に陥った人に電気ショックを与えて正常に戻す「自動体外式除細動器(AED)」を一般市民が使って応急手当てし、一命を取り留めるケースが、仙台市内で相次いでいる。AEDは昨年末現在、体育館など市の施設に199台が設置され、銀行や百貨店などでも配備が進む。医師や救急隊だけでなく、一般市民が扱えるようになって3年半。救命講習を受ける人も増え、着実に浸透している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000019-khk-l04 仙台市消防局によると、市民からAEDと心肺蘇生(そせい)法を受け、順調に回復した例は2005年に1件、07年に2件。今年も既に2件あった。
AEDは虚血性心疾患やスポーツ中のアクシデントで心臓が小刻みに震え、血液を送り出せなくなる「心室細動」に有効で、心臓マッサージと併用する。04年7月に市民の利用が認められた。
昨年、一命を救われたのは泉区の江戸通博さん(68)。8月上旬に三越仙台店前の路上で急性心筋梗塞(こうそく)で倒れ、三越警備員の加納卓也さん(34)=東松島市=がAEDで電気ショックを与えて心臓マッサージを施した。
救急隊に運ばれ、病院搬送後も厳しい状態が続いたが、20日ほどで退院。今は後遺症もなく過ごす。江戸さんは「応急処置が早かったおかげで助かった」と感謝する。
加納さんは3年前に市消防局の上級救命講習を受け、毎年普通救命講習を受講している。「機材の音声指示通りにやればいいので、扱いは難しくない。多くの人に講習を受けてほしい」と語る。
自宅などで心疾患で倒れ、搬送前後に亡くなる数に比べると、助かったケースは一部にとどまる。 しかし、市消防局の応急手当講習を受けた市民は昨年、普通救命、上級、普及員講習の3コース合わせて2万3498人で、前年より6%増えた。日本赤十字社宮城県支部なども講習を行い、市民の意識は高まっている。
16日に仙台社会保険病院で行われた講習会では、近くの住民が看護師から心肺蘇生の実践法を学んだ。
東北大病院高度救命救急センターの遠藤智之医師(34)は「心室細動に陥ってから約10分たつと、心臓が元通りの状態になるのは難しい。AEDと心臓マッサージに対する理解を広めて市民から救急隊、病院へと、救命の鎖を切らさないことが大切だ」と話している。 もご覧ください。 『モバイル心臓震盪から子供を救うの会』へはこちらからどうぞ
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