迅速な人工呼吸や通報などにより、心筋梗塞(こうそく)で屋外で倒れて心肺停止状態になった無職男性(67)を救助したとして、高槻市消防本部が、同市塚原2の林麻友美さん(32)ら主婦5人に感謝状を贈った。男性は後遺症などもなく、日常生活に復帰。林さんたちは「みんな夢中だったが、いい結果に結びついてよかった」と話している。
他の4人は、近くに住む池田幸子さん(32)、上之原幸代さん(35)、宮下雅子さん(34)、田口史穂さん(35)。
5人は昨年12月18日夕、子どもをワゴン車でダンス教室に送る途中、立ち寄った同市奈佐原2の量販店駐車場で、男性が倒れているのを目撃。准看護師の資格を持つ林さんが駆け寄ると、男性の呼吸は止まり、口元がけいれんしていた。そのため、衣服を脱がせて背中にカバンを敷き、「息をして」などと必死で呼びかけながら、人工呼吸や心臓マッサージを繰り返した。
他の4人は救急車を呼んだり、店員に知らせたり、車内の子どもの面倒をみたりと役割を分担して支援。約5分後、到着した救急隊員が電気ショックなどの救命処置を行うと、男性は自発呼吸を再開。搬送後、呼びかけに応じるまでに回復し、10日後に退院した。
男性は、林さんらの子どもと同じダンス教室で約1時間踊った後、マイカーを止めた場所まで向かう途中だったという。市消防本部で上田寛消防長から感謝状を受け取った5人は「応急処置で命を救えることを実感した。この経験を、また生かしたい」と話した。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080216-OYT8T00060.htm
|