大船渡市と宮古市の小中学校などに新年度から、突然の心停止に陥った人に対して電気ショックを与えて正常な状態に戻す救命器具「自動体外式除細動器(AED)」が配備されることになった。
大船渡市は今年6月ごろまでに、市内の全22小中学校に設置するほか、市役所三陸支所など計5か所の公共施設についても配備する予定。
同市では、2005年度から教職員に対するAEDの使用方法などの講習を行い、全体の9割が使い方を把握しているが、実際に設置されているのは小中学校4校だけだった。AEDは1台5万3000円のリースで、新年度予算案に設置費用約120万円を盛り込む。同市は「使用方法の周知を引き続き行い、緊急の事態に備えたい」としている。
一方、宮古市は、既に設置済みの花輪中と赤前保育園を除く31小中学校すべてと保育所、児童館、幼稚園の計53施設にAEDを設置する。購入費用として約1300万円を新年度予算案に計上する。設置後には施設の教職員と子どもたちに操作方法の講習会を開く。
市は当初、小中学校だけに設置することを検討していたが、市内には公立と私立の保育所などが22施設あり、計約1700人の子どもたちが通っていることから、突然死から子どもたちを守るために設置を決めた。私立の保育所や幼稚園は市が貸与する形を取る。
同市内ではこれまで、図書館や公民館などの公共施設に28台を設置しているほか、銀行など民間施設でも46台が設置されている。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080213-OYT8T00736.htm
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