公立小19.6%、中学48.1%
県内の公立小中学校のうち、自動体外式除細動器(AED)を設置している学校の割合(設置率)が全国平均を大きく下回っていることが、文部科学省の全国調査で分かった。市町村はAED設置のための予算確保にも苦しんでいると言えるが、命にかかわる問題だけに早急な対応が求められそうだ。
同省では、全国の小中高校と中等教育学校、特別支援学校、幼稚園について、昨年3月31日現在でAEDが設置されている学校(園)数と、今年度中に設置予定の学校(園)数を調べた。
その結果、県内では、公立小学校535校中、設置済みが65校、設置予定は40校。両者を合わせた設置率は19・6%で、全国平均の35・4%を大きく下回った。公立中学校は、239校中、設置済みが48校、設置予定が67校で合計の設置率は48・1%と、やはり全国平均58・2%を下回った。
県立高校では昨年度、5年間のリース方式で全96校に配備しており、リース代として年間約460万円を計上。購入の場合(1台約30万円)に比べれば割安とは言え、県教委では「毎年負担することを考えれば、リースでも決して安くはない。小中学校にも設置を進めてほしいが、市町村の予算の問題があり、自主的な取り組みを待つしかない」(健康教育グループ)という。
昨年8月に小学校のプールで泳いでいた児童が水死した相馬市では、事故後、全15の小中学校と養護学校1校に一斉に設置した。5年間のリース方式で年間費用は約70万円。同市教委総務課では、「当初は徐々に設置していく考えだったが、命には代えられないので、予算を度外視した」としている。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080130-OYT8T00107.htm
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