心肺停止状態での応急手当てに有効な自動体外式除細動器(AED)の設置が、山口県内の公共施設などで進む。市民が使えるようになって三年半余り。県によると、昨年末現在で把握した設置場所は五百八十施設。救命講習の受講者も増え、AEDによる救命事例も四件の報告がある。一方で、使い手の育成や定期的なメンテナンスなど、課題も浮上している。 AEDの設置は、二〇〇五年度から本格的に県や市町が予算化。行政施設や高校、小中学校、公民館などに設置してきた。JR西日本も、新幹線が停車する新岩国、新山口など県内の五駅に常備。ホテルやスポーツクラブ、ガソリンスタンドなどにも普及している。 県内の十三消防本部は〇五年六月から、「AED設置救急ステーション」の制度を創設。常備したうえ、従業員の七割以上が講習を受けた事業所を認定している。 また、県は救命事例や設置場所のリストをホームページで公開し、さらなる導入を呼び掛けている。 消防本部や医師会などは随時、講習会を開いている。消防本部の救命講習の参加者は、AED導入前の〇四年が約一万四千人だったが、〇五年は約一万五千八百人、〇六年は約一万九千七百人と増えている。これまでの救命事例は、山口市や周南市、萩市などで四件ある。 県救急業務高度化推進協議会の代表幹事で、山口大付属病院高度救命救急センターの笠岡俊志准教授は「医療機関を含めると県内で一千カ所くらいに置かれ、公共施設にはほぼ広まった」とみる。 ただ、置き場所の表示がない▽常に近くにいる人が誰も講習を受けていない▽電池切れ点検など定期的なメンテナンスをしていない―などの課題も浮上している。 笠岡准教授は「表示の方法や使える人の育成などを定めた公的な設置基準が必要になっている」と強調。「心臓発作の発生場所のほぼ半分は自宅。公共施設のAEDをどこまで活用できるかなど、対応策の議論も求められている」と提起する。(高橋清子) http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200801230462.html
山口県も沢山増えてますね〜 設置個所が一目で分かるのも非常に効果的な事です。 電池切れもそうですが,電極パッドも定期的な交換が必要に成ってきます。使用期限を過ぎた電極パッドの処分もこれからの問題に成ってきますね。 [READ MORE...]
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