民家火災の現場に駆け付け、手にやけどを負いながらも逃げ遅れていた小学生を救出したとして、浜松市消防本部は20日、ヤマト運輸浜松主管支店(東区半田山)の人事総務課長、柴田哲也さん(37)に消防長感謝状を贈った。お歳暮の配達途中での救出劇で、同本部での贈呈式には小学生の父も駆けつけ、柴田さんの手を握りしめて感謝した。
17日午後4時ごろ、同市中区富塚町の3階建てアパート1階、会社員伊野瀬和利さん(40)方で出火し、壁など2平方メートルを焼いた火事の際、1人で留守番していた小学生の長男(10)が、窓のアルミ製格子に阻まれて逃げられなくなった。
柴田さんは、近くの民家に荷物を届けていて黒煙と火災報知機の音に気づいた。すぐに現場に駆けつけて格子を引き壊し、長男を屋外に引き出した。近所の住民と一緒に消火にも携わった。
長男は煙を吸ったために入院したが、年内にも退院の見通し。柴田さんも熱くなっていた格子を強く握ったため、両手に軽いやけどを負った。出火原因は調査中。
ふだんは事務部門を担う柴田さんが宅配に出ていたのは、お歳暮シーズンで人手不足だったためで、偶然の重なりが人命救助につながった。
柴田さんは「子どもが泣きじゃくっていて、何とかしようと格子をガタガタ揺らしていたら取れた。まさに火事場の何とか」と振り返り、「近所のみなさんの代表で表彰されたのかな」と神妙な表情で話した。
森和彦・市消防長は「迅速、的確で勇気ある行動。救出が遅れていれば危なかった」とたたえ、父の伊野瀬さんも感極まった声で「本当にありがとうございました」と柴田さんの手を強く握りしめた。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20071221/CK2007122102073977.html
ご自分も怪我をしながら必死に子供の救助に当たられた姿は非常に立派な行為だと思います。
火災が起きた場所が1階だったという事も不幸中の幸いだと感じます。
もし火災報知機が設置されていなければ柴田さんが気づく事も無かったでしょう・・・。
年末を向かえ今一度、火災報知器の点検と確認、消火器の有効期限の確認なども行うようにして下さい。
火災を防ぐ事は、防火予防対策を常に考える事です。住宅用火災報知器の設置も行うようにしましょう。電池式で10年間持つタイプは、ドライバー1本で取り付けが可能です。