長崎県諫早市でAEDが公共施設に配備された記事が有りました。
諫早市森山町で9月、ソフトボール大会で男子児童が心肺停止になった事故を受け、同市は市内の公民館や体育館など計15カ所にAED(自動体外式除細動器)を設置し、無料貸し出しを始める。事故発生時の救急救命に役立ちそうだ。
市健康福祉センターによると、市内で開催されるスポーツイベントなどに貸し出す。約400万円かけ、新規に15台購入し、早ければ来年2月中にも設置する見込みだ。県央消防本部(諫早市)も「今までは助からなかった命も、これからは飛躍的に助かる可能性がある」と喜んでいる。
事故は9月に起き、市内の小学6年の男子児童が胸に死球を受け、心肺停止状態になったが、居合わせた救急救命士らが心肺蘇生術を施し、男児は回復した。 http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20071204ddlk42040742000c.html
当時の事故状況は下記の記事です。
◇紙一重だった少年の蘇生 諫早市森山町で今月17日、ソフトボール大会の試合中に、小学6年の少年(11)が胸に球を受け、心肺停止状態になった。原因は「心臓しんとう」。手当てが遅れれば、死に至ることもある。少年は近くに居合わせた救急救命士らの蘇生措置などで助かったが、少年の母親は「スポーツ関係者はAED(自動体外式除細動器)を常備するなどの対策を早急に取ってほしい」と訴える。(小川裕介) ◇母親「早急に対策とって」 左胸に死球を受け、一塁に向かって10メートルほど走った時だった。少年はひざから崩れ落ち、額を打ち付けるように地面に倒れ込んだ。 決して速い球ではなかった。「一瞬、息が苦しくなったけど、痛くはなかったし、何ともないと思った。それが突然、視界が真っ白になって……」。少年は振り返る。 試合を見守っていた保護者たちは、少年の倒れ方を見て息をのんだ。「おかしい」。今月1日、大阪府のPL学園高校で、野球部の練習に参加していた中学生が胸に球を受けて死亡した事故の記憶が、保護者たちには残っていた。 2人の保護者が少年をベンチに運び、隣のコートで娘の試合を観戦していた小浜消防署愛野分署の男性救急救命士(35)を呼びに走った。 駆け付けた救命士は少年の手首を取った。脈も、呼吸も止まっている。119番通報をするよう保護者に頼み、すぐに人工呼吸を始めた。看護師資格を持つ保護者2人も加わり、交代で心臓マッサージを続けた。 チームメートが周囲から少年の名前を呼び続けた。「頑張れ」「生きろ」。偶然、通りかかった中学2年の兄も加わった。グラウンド近くで仕事をしていた母親(38)も電話で連絡を受けて駆け付けた。 119番から9分後、救急車が到着。救急隊員は救急車に載せてあったAEDで少年の心臓に刺激を与えた。鼓動が戻った。 意識を取り戻した少年はグラウンドに到着した長崎医療センターのドクターヘリで搬送された。 病院で少年は「心臓しんとうによる心肺停止」と診断された。胸にはあざ一つなく、倒れた時に額についた小さな傷が残っただけだった。「まさに奇跡。はじめの処置が素晴らしかったのだろう」と、診察した医師は話す。
無料貸し出しは、昨年度から2台の貸し出し用AEDを配備していました。事故が起きてから貸し出し件数が急増されているとのニュースも10月13日に有りましたね。 諫早市の市民の方々がこの事故を重視され対策に乗り出していると感じます。 もし心臓震盪を知らない人が居れば、胸に衝撃が加わると心肺停止状態に成ってしまう事もある事をお伝えして頂ければ幸いです。
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