通路や階段など狭い場所での患者搬送に役立つ「多目的救助ネット」を、天草広域連合消防本部(天草市)の丸田光二さん(54)ら3人が考案、開発した。担架よりも持ち運びが容易で、同連合中央消防署の救急車2台に配備しており、「緊急時でも素早く使える」と現場でも好評だという。 ネットは縦約1・4メートル、横約0・7メートル。荷締め用の厚みのある布製ベルトを格子状に縫い合わせた簡単な作り。搬送の際は隊員が端を持ち、ハンモックのように患者を乗せて使う。素早く搬送準備ができるため、狭い階段や患者を迅速に運ぶ必要がある災害現場などでの活用も期待されている。 救急救命士の鶴本豊治さん(52)が4月ごろ、浴槽につかった患者を救助した際、狭くて担架などが入らず、ぬれた体がすべって引き揚げるのに苦労したのが、考案したきっかけ。この話を聞いた丸田さんが、鶴本さんと同僚の平田日吉さん(47)と、「網のようにすくえるものを」と考案した。 何度か作り直した。ベルトの交差部分を最初の手縫いから、業務用ミシンに替えて強度を高めた。搬送しやすいよう一回り大きくし、隊員の負担軽減のため、ネットに取り付けて使う肩掛け式ベルトも作った。 10月には東京で開かれた全国消防技術会議で発表。8月の配備以降、2階建て住宅の急な階段での搬送など、これまで2回使用された。同本部の浦上政志消防長は「使用状況を検証し、すべての救急車への配備も検討したい」と話す。 火災現場での耐火性などが今後の課題。丸田さんは「現場で使い勝手の良いものにするため、更に改良を加えていきたい」と意欲を燃やしている。 http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/043/043_07112101.htm 救命士さん達が不便に感じる点を自ら考案され現場に生かされている点が凄いと思います。住宅の階段は狭くて大変だと思いますのでこうした救助ネットが有ると便利が良いですね。 寝たきりの患者さんの入浴に使用するネットみたいな感じですね。
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