友人のブログに胸部パッドの小売店の対応がレポートされていました。 「発売当初、置いていたんですが、売れないので引き上げました」 「親の意識の問題ですよね」 彼は、小売店側の意識の低さも指摘されていました。
また隣の地区ではプロテクターを着けなければ試合には出場できないようになりました。 とも書かれています。
胸部保護パットが普及するか普及しないかという問題ですが、判断の中核と成っている親やスポーツ指導者は、胸部保護パッドが不必要な立場にあります。 心臓震盪は、一般的に18歳以下の青少年に発祥する症例です。 成人に成っている人達には無縁に近い症例なのです。
一緒に野球を楽しんでも親は、胸部保護パッドを必要としませんが、子供は胸部保護パッドが必要なのです。 試合の時にはローカルルールを定めてプロテクターを着用しなければ出場できないというルールを設ける事も良い方法だと思います。 しかし、子供同士の遊びの場面を想定して見て下さい。 大人の監視が無い状態で野球遊びをしていて事故が発生した事例も有ります。 その事例はやはり小学生でした。一人は公園でのキャッチボールがそれて胸に当たり、一人は、バットの先端部が胸に当たり亡くなっています。
普段の遊びの中での事故も含めた対策を取らなければ成らない事です。 胸部保護パッドを必要としない大人が、必要だと認めて頂くには心臓震盪に対する理解を深めて行くしか有りません。 子供が「野球してくる」と言った時、お母さんが「胸部パッドを着けてやりなさいよ」と普段から声掛けしなくては成らないでしょう。 私たちが行った寸劇でもお母さんの「胸部パッドを着けなさい」という一声を入れたのも母親のちょっとした注意が必要である事を訴えたかったからです。 また短パン・半そでシャツだけでキャッチボールをしているのを見たら注意してあげる事も必要です。
自転車に一緒に載せている子供にヘルメットを被せていない方もいらゃしゃいます。 何故でしょうか? 子供が熱がるから 嫌がるから被せない・・・。 面倒だから・・・ など危険だと判っていてもやらない人が居ます。 チャイルドシートの着用も道路交通法に定められていますが、未装着な人も多いのが現実です。
適切な保護具が有ったとしてもそれを使用しない。 有っても使わないというので有れば事故は防ぎようが有りません。 小売店は、売れないから置かないのでは無く売れるように努力をする必要が有るでしょう。 一つ売ればその先には命を守る事に繋がったと誇りを持つべきです。
輿水先生の心臓震盪症例集をご覧に成ると判ると思いますが、実は殆どのケースが大人の管理下で起きた事故なのです。 胸部パッドの着用義務化は子供に課せられる義務ですが、その前に大人としての義務を果たさなければ成らないでしょう。
大人としての義務を自覚し、子供に自発的な安全教育を行い子供が納得して胸部保護パッドなどを着用する習慣を身に付けさせるのが家庭教育の場では無いでしょうか?
外に出る時には、靴を履く事に迷う事は無いでしょう。 靴を履く事が法律で定められている訳では有りません。 自然な感覚で遊びの場面でも胸部パッドが着用出来るように成る事を願います。
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