愛知県で熱中症に関わる死亡事故の裁判が有りました。 事故が起きてからの改善では、失われた命は戻って来ません。 「学校は子どもの命を守る場所であり、子どもが死ぬようなことがあってはならない。」とてもご尤もな言葉です。 崇明君に限らず熱中症で搬送された子供も今年は随分増えました。 その上で保護者も学校に協力しながら子供の安全性を高める事も必要だと思います。
医療従事者の保護者が居たなら学校で起こり得る事故(骨折・心臓震盪・心室細動・熱中症など)に付いて懇談会などで提案する事も必要だと思います。 また部活動などの練習を見学してどのような環境で練習や試合が行われているかを把握する事も必要です。 スポーツに限らず子供の命を守る事は、みんなが協力して行って行く事では無いでしょうか? 保護者は、体調不良が有れば先生に申告する。 先生は、申告を下に練習方法を軽減するなどの対策を取るには、相互のコミュニケーションが無ければ出来ないことです。 学校管理下の事故を無くす為には、地域社会全体が協力し合い学校を支える仕組み作りも必要だと思います。良い例がボランティアさんが活躍されている交通事故防止の為の交通指導員さんだと思います。
愛知県一宮市北部中学校で2004年7月、部活動の練習中に熱中症で倒れ約1カ月後に死亡した佐藤崇明(たかあき)君=当時(14)=の両親が、学校設置管理者の一宮市に6800万円余の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、名古屋地裁一宮支部であった。 村上久一裁判長は「顧問の教諭らが十分な予防措置を講じていたとは認め難く、熱中症発症について瑕疵(かし)が認められる」として、同市に約4550万円の支払いを命じた。請求のうち、崇明君の弟(14)が、兄を亡くしたことで精神的苦痛を受けたとして500万円の賠償を求めた追訴部分については、100万円の支払いを命じた。 判決によると、北部中ハンドボール部顧問の教諭らは04年7月27日午前8時40分ごろから、一宮市貴船の同校グラウンドで部活動の練習を指導。31度を超える炎天下で部員に30分間走や40メートルダッシュなどの練習をさせた。練習を始めて約3時間後、崇明君は40メートルダッシュ中に倒れて意識不明の重体となり、同年8月26日、熱射病の発症を原因とする多臓器不全により死亡した。 裁判で一宮市側は「練習中に崇明君以外倒れた生徒はおらず練習メニューに問題はなかった。熱中症の発症は、崇明君が肥満傾向であったことによる」と反論してきた。 判決後、両親は「全面的に私たちの主張が認められ、大変うれしい」と話した。 一宮市教育委員会の川口惣吉・学校教育課長は「亡くなられた崇明君のご冥福を祈りたい。判決を厳粛に受け止め、事故が2度と起きないよう一層の徹底を図りたい」とコメント。今後の対応については「判決文を見た上で」とした。 崇明君の両親は04年12月、当時の校長や顧問教諭ら4人を業務上過失致死罪で刑事告訴。06年1月、4人は同容疑で書類送検されたが今年1月、名古屋地検一宮支部は嫌疑不十分で不起訴処分とした。両親は処分を不服として一宮検察審査会に申し立てをしている。 ■当然の結果だ 「夜回り先生」で知られる元高校教諭の水谷修さん(51)の話 当然の結果だ。学校は子どもの命を守る場所であり、子どもが死ぬようなことがあってはならない。一つの大事な命が失われたことについて学校、教育委員会が当然引き受けるべきであり、こういう事件が裁判になること自体おかしい。遺族には、子どもが死んだ後もさらに二重の悲しみを与えている。 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007092690123329.html
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