胸部保護パッド:和歌山南RC、200個贈る 軟式野球連盟学童部西支部に /和歌山
◇安心してゲームを
野球の最中、胸部にボールが当たるなどして心臓震とうが発生するのを防ごうと、和歌山南ロータリークラブ(田中章慈会長、会員90人)が2日、和歌山市軟式野球連盟学童部西支部に胸部保護パッド200個を贈った。これだけまとまった数のパッド寄贈は県内で初めてという。
この日、和歌山市の雑賀球場で開幕した第29回和歌山南ロータリー旗争奪西支部野球大会(同支部主催)の開会式で、田中会長が西井正敏支部長に目録を手渡した。支部所属の10クラブに20個ずつ配布された。
田中会長は、大阪府のPL学園高校野球グラウンドで1日、練習中の同学園中学3年生の胸にボールが当たって死亡した事例を挙げ、「安全が一番大切」と訴えた。
続いて、ミズノ大阪営業部の宮崎真輔さん(32)が使い方を説明。子どもたちは早速、ユニホームの下に装着して試合に臨んだ。吹上少年野球クラブの八木大貴主将(12)は「軽いので、段々慣れてくると思う。これで安心して野球ができます」と喜んでいた。【藤顕一郎】 【途中省略】 ◇心臓震とう発生を低減し事故防止へ−−胸部保護パッド
胸部保護パッドは、ボールなどが胸部に当たって心臓震とうを起こすのを低減するための用具。心臓震とうは、ちょっとした衝撃で心臓が停止してしまう状態で、多くは運動中に発生。特に発育過程で衝撃が心臓に伝わりやすい18歳以下の子どもに起こりやすい。
宮城県大河原町では02年4月、公園で遊んでいた男児(当時10歳)の胸を、小学生の投げた軟式ボールが直撃、男児は約4時間後に死亡した。両親が小学生の親を相手に損害賠償を求めた訴訟は「心臓震とう訴訟」とも呼ばれた。05年に和解が成立している。
心臓震とうになった場合、早期に自動体外式除細動器(AED)で電気ショックを与え、正常な心拍に戻す必要がある。今年4月には高校野球の春季大阪大会で、投手が胸に打球を受け、心肺停止状態となったが、観戦していた救急救命士が備え付けのAEDを使って一命を取り留めている。
胸部保護パッドは、財団法人製品安全協会(東京)が今年2月、衝撃吸収力などの認定基準を設けたのを受けて各メーカーが販売。今回贈られたのはミズノ製で、身長に応じて3種類あり、重さは110〜170グラム。心臓周辺を覆うパッドは低反発ウレタン素材など4層構造で、面ファスナーで装着する。値段は4515〜4935円。同社によると、5月10日の発売以来、既に約1万2000個売れたという。 URLはこちらから
仙台地裁の裁判例が記事に掲載されていましたが、訴訟を起されたご両親は相手の方を憎くて訴訟を起された訳では有りません。 こうした事故の場合、双方の親はどちらも子供を守ろうとします。どちらも被害者でしか無いのです。この裁判のお陰で心臓震盪という言葉が広がり助かった事例も報告されるように成りました。
私が心臓震盪という言葉を知ったのもこの裁判のお陰です。 被害者のTさんのお母さんにも面識が御座いますが、とても温厚な優しい気持ちを持った方です。Tさんのお母さんは双方の子供が傷付かない事を願っています。
そして今回和歌山RCの方々が、予防対策である心臓震盪胸部パッドを寄贈された事はとても素晴らしい事だと思います。 AEDは最終防波堤であり、その前に日頃から予防する事が大切です。 指導者の方々は、着用を必ず確認してプレーさせて欲しいと思います。 胸部パッドを着用する習慣が出来れば、心臓震盪に対しての警戒感も変わってきます。 万が一の事故対策も検討されるように成るでしょう・・・。 救命講習を受講する事の大切さやAEDは一日200円にも満たない金額で手に入れられます。子供の命と心の問題・・・安い物だと思います。
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