アメリカ在住の友人の私記、続編です。 (前編は下記のURLに掲載しています) http://loveaed.blog31.fc2.com/blog-entry-1528.html 前篇では、具合が悪い状態で病院の予約を取る事事態が困難を極めるアメリカマンハッタン・・・米国の一般市民が抱える医療問題、全ては金が物を言うのか? 少なくとも救急車を利用するには地デジテレビを買う位のお金は必要・・・ だから一般市民は、救急車を利用できない。『頼むから救急車を呼ばないで・・・』 こんな米国の現状を見ながら日本の救急搬送体制を考えて欲しいです。
日本は、全部タダだから気安く呼べば良いと思っている人は、渡米して救急車の利用を行ってみるのも一つの方法かも知れない。 しかし、ここは日本 米国のように何でも我慢という訳では無い。 要するに危険な時はさっさと呼ばなくては成らない。 特に胸や頭が痛い場合は、我慢する必要は無いと思う。 何回も書いていますが、新聞報道は適正じゃ無い場合だけクローズアップする。 それだけなら報道として失格だと私は思います。 彼女の私記の中にファミリードクターという言葉が有ります。これは自分が掛かれる医者を予め確保して置くような習慣ですね。いつも診てもらう病院なら病状も分り易いかも知れません。 しかし咄嗟の時に駆け込み寺に苦労する米国・・・ 以下彼女の私記です。 *************ここからです********** 薬、ゲット! 行ってきましたよ、病院に。 前の日記を読んでからでないと、 この日記の意味はわからないと思いますが。。 結局、すぐに来てもいいと言ってくれたドクターは、 今年2月に診療所をオープンされた方でした。 だから、患者がまだついてなかったみたいです。 受付はドクター自身がやられていました。 (人はまだ雇えない状態?!) 待合室にも、誰もいなかった>< この町の住人は、もうファミリードクターというかかりつけの医者を持っています。 だから、なかなか新米の先生に患者はつかないでしょう。 それが証拠に、受付におかれた「問診表」に 記入しようとすると、その紙の上に埃がつもっていました。。 受付の台の上にも、おびただしい埃がつもっていました。 ってことは、今日は私以外の患者はいなかったってことになる。 今日どころか、ここ数日、誰も来てないことでしょう。 別に先生に問題があるわけではありません。 とても優しい先生でしたし、ちゃんと医療器具も揃っていました。 それだけ、この町の住人は、もうかかりつけのドクターがいるということなんですよ。 電話帳だけでも、この町の医者は20人以上のリストが載ってます。 この先生、先行き、危やぶまれちゃうな。。って感じました。このまま患者がつかなければ、 いずれオフィスの維持費も払えなくなるでしょう。 先生は30代後半か40代始めって感じのナイスルッキングな白人の男性でした。 とても親切で、優しい。値段も良心的。 メンドクサイ、日本の国民保険の書類にも、一つ一つ丁寧に記入してくれましたし、 細菌の検査も、他の機関にまわすことなく、その場で結果を出してくれました。 医師としては、文句ない先生でした。 なのに、患者がついてない。。。 なんとかしてあげたい。。 そんな思いでいっぱいになりました。 (以前日記にも書いたことある話ですが) 多分、私ならなんとかできるかも。。 前に2つ実績があります。日本人に広めた実績です。 ひとつは携帯ですね。 そしてもう一つはカイロプラクターです。 かつて私はこの町のカイロプラクター(整骨)の白人女性の先生の治療室を、日本人で埋め尽くした実績があるのです。 まだ日本人がカイロというものを知らなかった時代でした。 腰痛で悩んでいた私は、カイロに興味を持ち、電話帳で探したこの先生の所に暫く通っていたのです。 そして先生と意気投合した私は、「私を通訳として雇わない?日本人にカイロを紹介しようよ!」と提案したのです。 先生もすっかり乗り気になり、私は電話帳で日本人の名前を拾い出し、カイロというものが どういう治療であるかを簡単に日本語で紹介するはがきを配ったのです。 そしてそれはアッという間にこの町そして、近郊に住む日本人の間に口コミで広まっていったのです。 (携帯電話の仕事はその後の話です。) それと同じことをすればいいのでは? ふとそういうことを考えてしまいました。 この町、そしてこの近郊は日本人駐在員がたくさん住んでます。でも、日本語の通じるドクターが1人もいないのです。 日本人は、マンハッタンまで日本人相手の医者に行かなければいけない実態。 (無論、英語がわかる人は、地元ですませられますが) この町の米国人はすでにかかりつけのドクターを持っている。でも、唯一、入れ替わりの激しい日本駐在員をターゲットにすれば、多分、このドクターは、多忙になることでしょう。 勿論、ドクターは日本語は一切話せません。通訳を雇えばいいのです。 私がカイロでやったことを、またやればいいのです。 けど。。。医療用語ってむずかしいですよね。 今日も診察の内容には言葉で不便はありませんでした。 だけど、重大な病気をかかえた人がやってきた時に、それを正確に伝えられる医療用語の知識が私にはありません。。だから、自信がない>< カイロと違って、命に関わることですからね。 そしてもう一つの重大ポイントは。。。 病気がうつる可能性が大だということです!私は、常に病気になってますよね。。。 免疫力があまり無いのです。 だから、まわりに病気の人がいると、すぐにうつってしまう。 もともと、赤血球が少ない体質なんだそうです。 それが原因かどうかはわかりませんが、子どもの時から、風邪などはよくひく子でした。 そんな私が病人相手の通訳は。。。。できないわ〜! 多分、このアイディアなら、この先生は窮地を脱することができるでしょう。 けど、オファーする勇気がありませんでした。 もっとも、まだ1度しかお会いしたことがないのです。 そんなオファーができる段階でもありませんしね。 けど。。。けど。。。。 この町の医療の実態を、今日はいやというほど実感してしまった私です。 同時に日本人たちが、日本語が通じないドクターで不便を感じていることも感じてます。 そして何よりも、この先生。。。。 本当に優しかったのですよ!本当にいい先生でした! 暇だからってこともあるかもしれませんが、暇だと、余計イライラしますよね。 お金が入ってこないってことが不安の元になるし。。 だけど、この先生、とても穏やかだったのです。 なんとかしてあげたいんだけどな〜! 病人相手ってのが、私にとっては最大の難関ですね。 自分が常に病気にはなれない〜! すぐに菌を貰っちゃう私です。 手袋、マスク、と完全防備で望む?! ま、無理かな。。 残念ですが。。 私のことに戻りますが、結局、この先生が私がまさに望んでいた薬を処方してくれました♪ 薬、あの薬って前にかかりつけのドクターから処方されて、良く効いた薬があったのです。 けど、名前を覚えていませんでした。 それと同じものをこのドクターも処方してくれたのです。 なんで同じだってわかったかって? 色と形と飲み方が同じだったから! 同じものだと思います^^多分! それを先ほど飲んだら、それまで胸のあたりが 重く感じていたのに、スッとひいていきました。 これで明日は、麻雀大会に行けるでしょう♪ あ、そうそう、このドクターの名刺には、 「Walk-ins Welcome」 (予約なしで飛び入りでも歓迎) と書いてありました^^ こんなドクターはNYで初めて出会いました! すべてが予約制なんですよ、NYのドクターって。 だから、今日とても苦労したんですが。。 しかも開業時間が夜8時まで!こんな先生、めったにいませんよ。。 これから、どんどん患者さんがつかれることを願っております。 こういう本当に患者さんのことを真剣に考えて開業されている医師を応援したいですね! 診察と支払いが終わって、病院を出ていく私をこのドクターは 「早く良くなることを願っているよ! きっと大丈夫だよ!明日には気分良くなっているからね!」 と笑顔で見送ってくれました。 何かやっと人間らしいドクターに会う事が出来た彼女・・・。 良心的な会計もアメリカでは重要な要素だと思います。 しかしこのドクターは、ビジネスとして余り成り立っていない感じがします。
何とか力に成りたいと思う彼女の気持ちは良く分ります。 米国に在住している日本人の彼女が苦労された事はNYに住んでいる日本人が皆さん抱えている問題だと思います。 今回、彼女のノンフィクションの体験を掲載させて頂きましたが、救急搬送の傷病者の救命率が高いのはそれなりのお金にも影響が有ると感じられました。 中流階級以下の人達の医療事情は、日本より遙かに低い。 救急車を呼べないで行き倒れで死んでいる人たちもかなり居ると思います。 それでもNYはまだ恵まれている方だと思います。もしニューオリンズなら・・・
映画のワンシーンでドレッサーの鏡の裏が薬だらけという理由も良く分った。 ドラッグストアーで買い物をした時、物凄い数の薬が所狭しと置いていた。ビタミン剤の多いこと・・・とんでも無い種類でした。 日本で今必要な事は、救急度合いを判断できる人の育成だと感じる。 それが救命講習会などの場では無いだろうか? 所帯を持って子供が居るなら最低どちらかは、受講しておく必要がある。 夫婦揃って受講すればお互い倒れた時に適切な判断が出来るように成るだろう・・・ 受講すれば救急車を呼ぶべき事態なのか判断が付くと思う。 例えば救急車を有料化するのでは無く、不適切な救急車の利用をしたと思われる人には、救命講習会を受講するように促しても良いと思う。 |