基本は、自分の身を守る事から始まる。 一番大切なのは、都会でも田舎でも手をつなぐことだと思う。 そういう気持ちをみんなが持てれば助かる人も増えるだろう。
島の医療を支えようと、県内の救急救命士や救急医、看護師の有志ら約60人が連携し、休日を利用して各離島で救命講習会などを実施している。「命どぅ宝〜命のゆいまーるプロジェクト〜」として2004年5月から活動を開始し、これまでに延べ23回の講習会を開催。診療所の医師と本島の医師、看護師、消防隊員、そして離島の地域住民が一体となった“命を守る”取り組みは、住民から「応急処置などは離島で必要な技術。学んだことを次につなげていきたい」と好評だ。 常設の消防署がないなど、決して恵まれているとはいえない島々の医療、救急事情。それに心を痛めたニライ消防救急救命士の金城俊昭さん(47)と県立中部病院の救急医・高良剛ロベルトさん(39)らは03年秋ごろに開かれた消防隊員と救急医の懇親会で「島の人々の役に立ちたい」との思いで意気投合し、行動に移した。 活動の主な内容は、心肺蘇生(そせい)法や応急手当てなど、万一の場合に身近な人を救うための技術指導。交通費は島から船賃の補助、八重山などの遠隔地は社団法人離島医療振興協会と県立看護大から支援を受け、残りの費用はメンバーが負担している。 仕事の合間をぬったボランティア活動だけに、当初は講師陣が3人だけのこともあったが、次第に共感の輪が広がった。今では約60人以上が名を連ね、呼び掛けのたびに10人ほどが応じてくれるという。高良さんは「島の人々との交流や互いの情報交換も楽しみで、喜びと充実感があるから続けられる」と話す。 「心肺停止状態などの場合、そばにいる人が初期の段階で適切な処置をできるかどうかが一番大切。人との結びつきの強さなど、島の良さを生かしながら活動を展開したい」と強調する金城さん。「離島の人々は地理的なハンディを意識して真剣に受講し、やりがいを感じる」とも。 高良さんは「離島では住民が助け合ってこそ安全な生活ができる。多くの人手と機材、優れた指導技術が必要な救命講習の応援に行くことで、少しでも役に立ちたい」と願う。離島診療所に勤務していた経験を踏まえ、「島では医師1人という孤独感もある。医療関係者が応援に行くことで医師の精神的な支援もしたい」と強調した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000020-ryu-oki
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