ブログの読者の方からご質問が有ったので私なりの答えを掲載いたします。 ご質問内容:日本光電9100AEDは、G2005に対応していない為買い替えが必要ですか?
市場に出回っている殆どのAEDは、連続3回の除細動を行うG2000プロトコルの物です。 市場シェアTOPのフィリップスのAEDに付いてはG2005仕様に変更することが出来るそうです。メドトロニクスにおいても500Bで一部機能が制約されますが運用面では支障なく変更する事が出来るそうです。CR−PLUSは制限なし。 日本光電は、二相性9200は可能ですが、単相性9100は不可能という事です。
これは、私の考えですがあくまでもG2005という物は、G2000より効果的という事で有ってG2000仕様のAEDが全てダメという事では無いと思います。 確かに市場に2種類の仕様の物が混在すると咄嗟の時、違っていると慌てる可能性も有りますが基本は、音声ガイダンスの指示通り行えば良いと言う事です。 扱い方を間違えたって、心臓マッサージの回数が違った所で騒ぎ立てるような問題では無いでしょう。 勿論、日本光電の単相性9100のAEDが使い物に成らないという訳でも無いと思います。 ちなみに日本光電に肩入れした訳では有りません。
それよりむしろ誰かが倒れた時にそばに有ったら使おうと思う気持ちが大切だと思います。 そうした切迫した場面では、単相性とかニ相性とか関係ないしプロトコルが新式・旧式も関係ない。 とにかに有るものを使って出来るだけ迅速に出来る事をするだけだと思います。 AEDメーカーも過去に販売時の説明においてニ相性を強調しましたが、そんな売り方をする方が間違いだと思います。 厳密に言うと各メーカーは、独自の研究で除細動のタイミング(波形)を生み出していますからその時の開発レベルとしてBESTと思える物を採用すると思います。 ですから単相性・二相性の優劣も厳密にはそれ程格差がある物では無いと思います。 もし仮に駄目なものならFDAでリコール問題が既に発覚しているでしょう。それが無いという事は両方OKだと思います。 そして問題のG2005プロトコル仕様に変更できなくとも除細動を行うと言う基本機能は維持される訳ですから耐用年数が経過するまで使用する方が良いと思います。 現在行われている救命講習会も全てがG2005準拠の講習会を行っているのでは無くG2000の3回連続の除細動で行っている所も有るでしょう。
強いて言えば、現在購入を考えている人で小児に対する除細動を実行する可能性がある施設は、フィリップスFR2とメドトロ500BかCR−PLUSを選択される方が良いかも知れません。あくまでも現段階です。メドトロは来年1月末に小児用パッドが認可されるそうです。 現在のところ小児用電極パットが接続できるのは3機種です。 ハードウエアーの仕様の事より怪我をした人の傷口に絆創膏を一枚貼ってあげる気持ちの方が大切だと思います。
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