小松市吉竹町の自主防災組織は四日までに、心停止が起きた際に心臓に電気ショックを与え救命するAED(自動体外式除細動器)を購入した。同市消防本部によると、町会費を工面して独自にAEDを導入するのは市内初の試みで、自主防災組織は全世帯に手法マニュアルを配布するとともに講習会などで普及徹底を図る。同市は人命救助に住民ぐるみで先陣を切る取り組みを歓迎し、安心安全の街づくりに向けて他町にも広がるよう期待を寄せている。
十一月現在、七百三十六世帯、二千二百六十八人を数える吉竹町は市消防本部の呼び掛けに応え、二年前に自主防災組織を発足させた。四月には町内会役員やガス、電気分野の専門家、自衛隊や消防署のOBらで構成し、万一の際の避難、救助計画を策定する特別チームも結成した。
吉竹町はこれまで、自主防災訓練などでAEDの説明会や取扱訓練を重ねており、住民から町内にも設置してほしいとの要望が多く寄せられたため約五十万円をかけて購入した。費用は町内会の運営費などで賄った。県内では自治体や学校、企業で備えるのが大半で、町単位で導入するのは珍しい。
心停止は通常、除細動が一分間遅れるごとに、生存退院率が一割程度低下するとされる。吉竹町では一一九番通報後、救急車が現場に到着するまでに約六分かかり、瞬時の救命措置が生死を大きく左右する。自主防災組織は当初、公民館などに設置を検討したが、公民館は無人でカギも掛かっており、高見文裕町内会長宅での保管を決め、不測の事態に備える。
町内には避難経路や避難場所を示す看板が十二カ所に設置され、ハンマーやロープ、ノコギリなど救助用具も四人の組長宅に配置している。高見会長は「備えあれば憂いなし。AEDを浸透させ、安心安全に暮らせる街づくりを推し進めたい」と話している。 http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20061205003.htm
凄い事だと思います。町内会長さんが保管して町内会の皆さんの不測の事態に備えるということは・・・また住民の方々からの要望が多かったという事は、それだけAEDが庶民生活の中にも浸透してきた証拠だと思います。 たくさんの町内会でこうした取り組みが始まれば良いですね! マンションなどの管理組合でも是非 ご検討を・・・
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