弘前市に設置された屋外型寒冷地仕様のAEDに関してもう一つ疑問が有ります。 それは、『気温が氷点下の状態でAEDを使用して良いか?』という事です。 AEDの使用温度は、カタログ値でも各メーカー0度以上42度未満(多少の差はある)に成っています。 屋外に設置されたAEDが、ケースにヒーターなどが入っていて保温されていても除細動を実行するときに外気温が氷点下なら使用温度の範囲内に入りません。 そうした場合に万が一AEDが正常に動作しなかった場合はどうなるのでしょうか? この質問は、昨年とあるメーカーにお問合せを行ったところ、そもそもAEDは氷点下に成らない所で使用するもの・・・北欧の地下鉄などでは氷点下に成らない温度管理を行っている。氷点下で運用する事を議題にあげる事に疑問を感じると・・・ 私は、このメーカーさんの回答に正直、憤慨しました。 北海道の学校では夜間暖房を止めます。外気温が氷点下10度を下回る時も有ります。そうした時に教職員や生徒に心臓発作が生じたらどうするのか?近くに有ったAEDはメーカーの動作保証温度の範囲内ではない。動作不良が発生すればメーカーは、保証範囲を守っていないからという事で片付けると思いますが、AEDを設置した学校は設置方法及び管理の問題でAEDの仕様書を守っていない事を指摘されるでしょう・・・。 学校に限らずスキー場でも同様の事が考えられます。 倒れたその場にAEDを持って行く方が良いのか? 室内に運び込んで除細動を行った方が良いのか? 当然、前者は一人でも可能な事ですが、後者は最低3人以上は必要だと思います。
そうした事まで全てクリアにして新聞報道に寒冷地仕様という事を出されたと思いますが、心配蘇生ガイドラインにも寒冷地の除細動のあり方を記載して欲しいですね。 一秒を争う事なので氷点下であっても倒れたその場での除細動を実施するべきだと思います。 ここは日本です。日本の使用環境に適した製品を提供するのがメーカーの使命だと思います。
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