金沢大学医学生の皆さんが活動を開始された記事が載っていましたのでご紹介致します。
心筋梗塞(こうそく)など心停止の人に電気ショックを与えて回復を図るAED(自動体外式除細動器)を知ってもらおうと、金沢大の医学生有志四人がグループを結成し、活動を始めた。講習用のAEDを持って各地に出向き、使い方を説明するほか、人工呼吸や胸骨圧迫(心臓マッサージ)など初期救急救命の効果と技術を伝える。大学によると、医学生グループが自主的に現地に足を運ぶ「出張講習」は、全国的にも例がないという。 (報道部・前口憲幸) メンバーは医学部医学科五年の田中良男さん(29)、金森岳広さん(25)、岩崎秀紀さん(22)、米谷充弘さん(22)。病院実習を重ねるうち、病院に運ばれてくる前の処置が重要で、救急医療には住民の協力が不可欠と再認識。「目の前で倒れている人を見過ごさない社会に」と、今年六月に金大病院・救急部集中治療部長の稲葉英夫教授の助言を得て、初期救急救命法を伝える「ライブエイド金沢」を組織した。 金大の医学生が心肺蘇生(そせい)法を教える一般向けの講習会はこれまでにもあったが、あくまでも授業の一環で学生主導ではなかった。テーマは「大切な人の命、あなたは救えますか」。必ず出席者全員にAEDを操作してもらい、気道確保や人工呼吸、胸骨圧迫など救急隊到着までの処置が確実にできる“即戦力養成”にこだわる。 金沢市小立野の上野保育園で開かれた講習会には母親ら約二十五人が出席。AED使用の手順、心肺蘇生法の有効性が示された。「AEDの適応年齢は一歳以上」と伝え、患者が八歳未満だった場合に使う小児用の電極パッドも紹介するなど出席者に考慮した内容。胸骨圧迫は「子どもの体が三分の一ほど沈むくらいの力加減で」と語り掛けた。 三人の子を育てる母親は「AEDを見掛けたことはあるが、どうしても医師が使うイメージだった。講師が学生さんで質問しやすかったし、子どもたちを守る救命への意識が変わった」とした。 グループ代表の田中さんは「一方的な説明会にならないよう、心掛けている。救急医療を身近にとらえてもらい、何より、勇気ある行動で救える命があることを知ってほしい」と力を込める。 講習会をサポートする稲葉教授は「学生にとっては医学用語を使わずに伝える感性が身に付く。コミュニケーション能力の向上にも役立ちます」と学生側のメリットも強調。「医学生の熱意が助け合いの社会に結び付けば」と期待している。 http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060901/lcl_____ikw_____000.shtml
とても頼もしい記事です。専門用語を使わず一般市民と同じ目線で一方的な講習会に成らないコミュニケーション型の講習会は理想的だと感じます。 ある意味このような講習会は、教える側も試験を受けているのと同じなんですね。 どれだけ正確に教える事が出来たか?理解して頂いたか?彼等のもう一つのテーマだと感じました。
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