灯台元暗しで北海道に素晴らしい取組例が有る事をご紹介致します。
北海道滝川市の人口は、平成17年4月1日現在で45,685人と成っています。(滝川市HP調べ) 滝川市では、平成13年度から10年計画で救命講習市民2万人の受講を目指しているという。そして昨年9月末現在での受講者数は、何と16,960人に達しています。 AED設置台数は未だ少ないですが、4割近い住民の方々が受講されているという事はとても素晴らしい事だと思います。青森県野辺地の受講率20%も非常に高いと思っていましたが、地元でその2倍近い数字の街が有るとは・・・
滝川市役所のAED記事
報道ではAEDを導入したニュースや救命講習を受講したニュース・救命出来たニュースが流れる中、滝川市が行って来た地道な取組はニュースに成ったのでしょうか? 他の市町村と異なる点は、AEDの必要性を最初に訴えるのではなく『救命ボランティアによる家庭、学校、職場及び地域町内会を中心に、地域ぐるみの助け合いと、安心・安全なまちづくり』から始まっている点だと思います。救命意識の浸透からですね。 設置場所に関しても運動施設に常設し、休日等には市役所に設置されているAEDをイベント会場持ち出し有効活用したいとされています。 正しく町ぐるみのBLS教育だと感じます。 AEDが認可される以前から積極的にこうした取組をされているのは凄いと感じます。 これだけ多くの市民の方々が救命講習を受講されているという事は、色々な面での安全配慮も進んでいるでしょう。またスポーツ団体・学校・職場と自主的に安全配慮に関して注意される事が多いと思います。
何より救命意識が高いという事は、心肺停止状態に成った経験を持つ方への社会的サポート面でも理解が有るように感じます。 今まで従事していた仕事が第3者の人命に関わる様な場合(例 バスやタクシーの運転手など)会社経営者側は、より慎重に成らざるを得ません。 しかし、周囲の理解とサポートが有れば必ず出来る事が有ると思います。
どうしてもAEDの導入と救命講習に目が行ってしまいますが、倒れた方の社会復帰後に必要なケアサポートの充実迄が必要では無いでしょうか? 『安心・安全なまちづくり』 滝川市が目指している方針は、日本社会の中での理想的な姿だと感じます。
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